オートレース界には衰え知らずの不老で元気な怪人おじいちゃんたちがひしめき合っている。敬老９月１６日の川口オートレース場でも大ベテラン勢が各レースで存在感を発揮しまくって、の日健在ぶりをアピールしまくった 。活躍世界 の マイナー スポーツ

　この日は敬老の日だったが、歳深る勝５歳実ハオープニングの第１Ｒ「一般戦」では１９５７年生まれの６６歳、沢隆今から４７年前の１９７７年に選手となった深沢隆＝川口・１５期＝が、利７後方から鋭い攻めを披露して１着ゴール 。篠崎通算６４６回目の勝利をマークした。関係「昨日（１５日＝６着）はフロントタイヤが暴れちゃってレースになりませんでした。～川もう、口オスポーツ 用 の 時計本当にしょげていたんですがね 、オートレースにベテラ６６できンデそんなのねえート一般戦とはいえ納得できる内容で勝つことができたしさ、敬老ホッとしました。の日いやあ
、活躍良かったよ
！（爽快な表情で）」

　第５Ｒ「準々決勝戦」では、御年７５歳の篠崎実＝川口・９期＝が魅せた
。早めに抜け出した中村晋典の押し切りゴールは許したが、しぶとく道中で追い上げて２着。セミファイナル進出を決め 、ベスト３２入りをここに果たした。「ハンデ位置はきつかったが、そんなの関係ねえ～！（小島よしおよりも力強い口調で）本番直前に思いついた調整をしたら 、もうズキュ～ン！　だったな。こんな自分たちみたいなじいさんが頑張れば同世代のファンだってきっと喜んでくれると思う 。まだまだ若いやつらには負けねえよ！　深沢もえらい頑張っていたな」

　その言葉を隣で聞いた深沢は「いやいや、ミッキー（篠崎の愛称）には誰にも勝てんよ
。誰もマネできないよ 。でも、自分ももう少し頑張りたい。だって家族が年金の受給を遅らせちゃったので（苦笑い）」

　オートレースはマシンスポーツである。自らがメンテナンスマンとなり、愛車の状態を整えて、５０歳以上も年の離れた若手レーサーに立ち向かっていく 。急激な体力や気力の減退がない限り、これまで積み上げたキャリアと経験則を武器に、サラリーマンの定年年齢を超えながら一線級で奮闘する古豪は少なくない 。

　見事に勝利すれば 、まるで少年のように笑顔で喜びを爆発させ、結果が出なければ、愛の告白が実らなかった思春期の青年のようにがっくりと肩を落としてしょげ返る 。オートレーサーに敬老の日は似合わない。ベテランたちが一喜一憂しまくって 、もう毎日がこどもの日みたいです 
。